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午前7時起床。息子は、咳はまだ出るものの熱が引いてやっと元気に。とはいえこの暑さでもあり、外で遊ぶことはせず室内で過ごす。私はメダカの水槽の水を交換したり、見え場の悪い水草を剪定したり。今からどうなることかと心配しているのは、順調に成長している子ザリガニの群れ。いまはまだ1.5センチほどだが、10匹も20匹もこのまま大きくなってもらっては困るのだが、どうなることやら。
ふと気づいたら戦闘妖精雪風の第4作が13年ぶりに出版されていた。気付くのが2ヶ月も遅れた。不覚。紙の本が届くのも待てなくらいの気持ちだったのですぐさまKindleで購入。個人的には『三体』よりもこっちを推している。
昼はうどん。天ぷらと一緒に。午睡をしてジムに行き、ほっとテックにりょかちが出演している回を聞く。バンクーバーでの遊びといえばピクニックとハイキングだという話をしている。実にいい。斧だけ担いて山に行って焚き火をして帰る遊びが理想なので私の性に合っている。
富川さんから『Nui』のシノプシスが届いたのでそれについて考え始めたところ、アイデアが湧いて止まらなくなった。宮崎駿の『もののけ姫』を乗り越えていく新しい視点を見つけたのがなによりの収穫。
1611年、スペインの冒険家セバスチャン・ビスカイノが三陸沖で体験した慶長三陸地震、そして津波。壊滅状態にある港に寄ったクリスチャンの冒険家たちが、港からやがて峠を超え、山中には似つかわしくない繁華な城下町・遠野に到達する。そこは、阿曽沼氏をクーデターによって倒した南部氏の支配がまだ定まらず、喧嘩・刃傷・殺人・強盗・誘拐・放火が蔓延って中世に逆戻りしている世界だった……。というような、集めた史実に移動する視点を設定することでこれまでなかった風景が見えてきた。これは一歩進んだかもしれない。