末尾がゼロの号は、(それができるときは)全員向けに配信します。
チャンピオンズリーグ2025宮城の予選で大敗を喫した私は、予約していたホテルをキャンセルし、東京の自宅に戻って自分を立て直すことにした。
6時40分起床。昨日の疲れを感じる。ベッドでブッシュクラフトの動画を縦送りしながらさらに30分休んで起床。ノワの散歩。前日までは宮城、その前は家族で沖縄に居たので実に6日ぶり。散歩によって、日乗への帰還を感じるかたち。一方、善福寺公園は、今日が花見の盛りと見えて朝から座席取りをしている人が何組かいた。こちらは非日乗。
朝食はコーヒーと、喜久福のずんだ味。
洗濯し、メダカとザリガニに餌やり。リサイクルゴミを出し、キッチンの床を拭き上げる。冷蔵庫とパントリーを整理しながら、ルイボスティーを沸かしてポットに移し、余った食材で小松菜と油揚げの煮物を作る。不足している食材と調味料をリストアップし、スーパーの開店を待って買い出しに行く。
ゴマサバ
タコ
鶏むね肉
カブ
セロリ
ニンニク
ショウガ
ワカメ
椎茸
納豆
豆腐
パスタ 1.6mm
米 5kg
トマト缶
はちみつ
牛乳
BGMは羊文学の新曲「未来地図2025」(曲はいいのにタイトルがダサい)とYonYonの新曲「Moonlight Cruising featuring KIRINJI」。
3月末に発表した遠野物語カードゲーム「花泥棒に気をつけて」は好評で各店舗ともに売り切れ。今日、盛岡のさわや書店で開催されている「いわてボードゲームフェス」で取り扱う在庫で最後の初版。(岩手日報の記事でも好意的に取り上げていただいた)。
再販するにあたって、「ワオ!」な要素がほしいと思い、ゲームを3人用から4人用に拡張するセットを企画中。協力してくださったのは、体験交流会にも来てくれたゲーム好きの参加者。こうした仲間が増えるのは、実にうれしい。実利的でもあって、1週間で1stドラフトができあがった。
それに対して、朝の散歩中に思いついたフレーバーテキストを加えてテストプリント。4人用なので調整相手を探すのが大変だが、まあ、なんとかなるだろう。イラストやパッケージのデザインも進められるところまできた。
妻子がミュージカルを観に出かけたので、昼食はひとり。血糖値があまりあがらない食事がいいなと思い、冷凍しておいたご飯を解凍。小松菜と油揚げの煮物と、もずく酢、そして鶏の卵のステーキと一緒に食べる。
そのときに使った器は、先日、やちむんの里の横田屋窯(ゆくたやがま)で買ったばかりのもの。これが実に良くて、ひとつしか購めてこなかったことが悔やまれた。
沖縄の土は柔らかので、器に十分な強度を与えようとすると分厚く大きく重くなっていく。それを嫌って薄く繊細につくる窯もあるが、端からポロポロと欠けていく。そうすると、よく使うやちむんというのは、テーブルに置きっぱなしにするので重さが気にならない大皿か、手で持ち上げることのない刺身用の方形の皿か、あるいはもともと小さな豆皿ということになってくる。いわゆる「お茶碗」や「丼」のサイズでしっくりくるやちむんを探すのは難しい。ところがこれはそれを満たしている。十分な強度があるのに、持ちやすい。絵付けにも欲が感じられず美しい。2個、いや3個を購めてもよかった。
やりかけだったポッドキャストの編集を完了させる。扱う話題は機動戦士ガンダムの『Ζ』と『ΖΖ』と『逆襲のシャア』。流れる川のような時と、揺蕩う海のような刻。その刻が、涙(緑色の光)を流したのであるという解釈を聞き直し、森内さんとの楽しい会話を反芻しながら、次の木曜日に予約配信をする。タイトルは「#216 なぜ刻は涙を流したのか」。
昼寝。40分。後、ピアノ練習。息子のピアノ発表会での連弾曲のセコンド。譜読みが終わっているので、そろそろアコースティックピアノで練習したいところ。
次の「花泥棒に気をつけて」のイベントの際、店頭に「のぼり」を出しておくと来る人が迷わなくていいのではないかと考え、制作してみることに。のぼりのデザインをするのは初めてだが、いまのところ、バナー制作にとても似ている。布に印刷した際の表現力がわかっていないものの、やっていることや目指していることはとても似ている。なるほどそういうものか。のぼり、どんどんつくろうかな。
夕ご飯の準備。お米を研いで吸水させる。カブとニンジンとセロリとキュウリとショウガで浅漬けをつくる。出汁をとってワカメとネギの味噌汁を用意しながら、ゴマサバに塩を振っておく。炊飯。同時に、ブリのアラをガーリックオイルで煮てツナをつくって瓶に詰める。これはあとでトマトパスタにするもの。
妻子が帰宅したので、ゴマサバをグリルに入れ、新タマネギのサラダにドレッシングを合わせて盛り付ける。ノワのエサも準備して、出来上がり。
普段、食事中はテレビをつけないが、今日は「CL宮城」の決勝トーナメントを見ながらわいわいと食事。妻が「シャリタツ」のことを「すし郎」と呼んでいる。
ランニング。後、銭湯で温冷交互浴3セット。
帰宅し、映画『閃光のハサウェイ』の続きを観る。小説のほうがわかりやすいが、映画では『逆襲のシャア』の名場面やアムロの声が聴けるという良さがある。実におもしろい。ラディカルエコテロリズム(とだけ言い切れない部分もあるけどとりあえず)のような登場人物たちの葛藤にも、興味が持てる。
最後に映画『ヒルビリー・エレジー』の続きを見て眠る。日乗。