#003 あなたの知らないロードス島戦記の世界 [灰色編] とその注釈

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#003 あなたの知らないロードス島戦記の世界 [灰色編] とその注釈

小説『灰色の魔女』を歴史・政治・経済・宗教などの観点から読み直していきます。

ササキル・ザ・スターシーカー

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Feb 02, 2022

こんにちは。ささきるです。前回のエピソード、「黎明編」はいかがだったでしょうか？引き続きゲストに三木鉄也さん（@anagodaisuki777）さんをお招きし、今回はいよいよ「ロードス島戦記」本編について語っていきます。

このニュースレター（あるいはブログ）では、番組のなかで使われたキーワードに簡単な説明を加え、必要に応じてURLを記載しています。番組とあわせてお楽しみください。

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番組のキーワード

新装版『ロードス島戦記灰色の魔女』の加筆分を予想する～ナシェルからパーンに継承されたもの～（2013年9月）
『ロードス島戦記灰色の魔女』は、『ロードス島伝説』の最後のエピソードと位置づけられます。そういう観点から読み直すと、ナシェルに果たせなかったことがパーンに継承されていく大河ドラマが浮かび上がってきます。
ロードス島戦記考察「英雄と戦争の時代」と「政治と経済の時代」～カシューとアシュラムが象徴するもの～（2013年9月）
アレクラスト大陸からロードス島に南下してきた、ソードワールド（剣の世界）を象徴するキャラクターがカシュー。そのカシューによってロードス島から弾き出され、さらに南のクリスタニアにまで漂流するのがアシュラム。
「25周年だよ！ロードス島戦記～集え！戦士たち～」に行ってきた（2013年10月）
ささきる「25年前にファンタジーの古典といえば『指輪物語』や『ゲド戦記』でした。それから25年経って、『ロードス島戦記』も準古典とも呼べるようなところに差し掛かっていると思います。なぜロードス島戦記は古典になれたのでしょうか？」
出渕裕「スタンダードをわかりやすく描いた、ということに尽きると思います。指輪物語なんて読みづらいでしょ。でもロードス島戦記は違った」
新装版ロードス島戦記を読了。事前に予想した加筆分がすばりあたった！（2013年11月）
カシューはベルドにこんな言葉を投げかけます。「英雄の時代には終わってもらう。わたしはわたしが治める国の民には、つまらぬ日常にうんざりとしてもらいたいのさ」。時代の変化をはっきりとしめすシーンだと思います。
ロードス島戦記の新シリーズの展開を予想してみる（2019年1月）
前作から100年後の世界。マーモというのは実に魅力的な舞台で、宗教とテロと移民と分断化と自国主義といった同時代的なテーマを描くことも可能だと思います。今後の展開が非常に楽しみな新シリーズです。
スマートニュース社にある「Gygax」という名前の会議室の風景
白箱ことD&Dの初版と、ドラゴンの巨大フィギュアが本棚の一番いい場所に飾られています。