この季節になるとCHAGE and ASKAの『GUYS』を思い出しますよね。ということで、カッパさんをゲストにお招きして『GUYS』発売30周年を記念した特別収録を行いました。『GUYS』の話しかしません。
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番組のキーワード
『GUYS』収録曲
1 GUYS
2 野いちごがゆれるように
3. if
4. 光と影
5. HANG UP THE PHONE
6. だから…
7. WHY
8. 今日は…こんなに元気です
9. 夢
10. CRIMSON
11. no no darlin'
12. 世界にMerry X'mas
番組中でとりあげたのは以下の部分です。
また、サビのメロディ、コード進行も、すごいです。最初の4小節を、Cメジャー・キーに直して考えると(実際はAメジャー・キー)、
Call me | guys always | 周り | つづける | ~
Gsus4/C – Gsus4 | Gsus4/A – Gsus/E | Gsus4/F – Gsus/D | Gsus4/A – Gsus4/C | ~
となるのですが(これも正直、合っているか自信ないくらい、音取りが難しいです)、1小節目の、歌詞の「me」にあたるメロディは、ラ(A音)になるので、コードのルート音は、慣習的に考えれば、メロディと同じラ(A音)に行きたくなるのですが、ここはソ(G音)に来ており、そのおかげで、2小節目の最初のコード、ルート音がラ(A音)の Gsus4/A に、疾走感を止めずに、非常にスムーズに繋ぐことができます。
全て分数コード、しかもルートが1度のコードでさえ、分子(和音の部分)は 5度のsus4(!) になっているので、その部分を分かりやすく、簡略化してしまえば、おそらく
C – C/G | Am – C/E | F – Dm7 | Am – C | ~
が、原型なのかな(ちょっとカノン進行っぽいですね)、と思いますが、和音で Gsus4がずっと鳴っていることで、楽曲全体に漂う、浮遊感を感じます。
サビにこのようなコード進行を持ってくる楽曲は、すごく珍しい気がします。でも、この曲も例に漏れず、非常にキャッチーで、そんなに小難しく考えなくても、聴いた人が楽しめる楽曲になっています。
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次回もお楽しみに。
制作ノート
企画: ささきる
出演: ささきる, カッパ
編集・ディレクション: ささきる
2022年11月19日収録
#061 CHAGE and ASKA『GUYS』発売から30年、今日も…こんなに元気です