リスナーの記憶を絵の具にして、環境音と語り絵を描く。そんなことにチャレンジしてみました。ここ最近のフィールドレコーディングへの興味を概要欄の解説に記載していますので、あわせてお楽しみください。
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番組のキーワード
フィールドレコーディングに目覚めた回。
その後、SIDE-Bで素朴なフィールドレコーディングを試みてきました。
フィールドレコーディングという手法に自覚的になったきっかけの本
その後、森内さんの「いま、麺を食べています」の制作手法に衝撃を受けます。
その手法を真似て、ラーメン屋さんのフィールドレコーディングと後録の実況を重ねる手法を試みたのがこちら。
その後、『フィールド・レコーディング入門』でも紹介されていた佐々木敦氏の評論を手にとります。そのなかに、語りに関すること、わけても、佐々木喜善について書かれてある章があるということで手に取りました。佐々木喜善はご存知のように、柳田國男に遠野の物語を語って聞かせた人です。ポッドキャストへの興味と遠野物語への興味がつながることにワクワクして読みました。
ちなみに、フィールドレコーディングの音源でSpotifyに公開されているものは多くないのですが、いくつか見つけたものをここのところよく聞いています。
そして今回、いよいよ本編に投じてみたのが、ふたつの場所（と時間）のフィールドレコーディングをつなぎあわせて、一本の語りを加えたものです。次は、音質を良くし、さらに複雑な構成をもったものにチャレンジしたい、という気持ちが湧いています。
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次回もお楽しみに。
制作ノート
企画・出演・編集・ディレクション: ささきる
2023年6月15日, 16日, 25日収録
#106 雨の大江戸線六本木駅、晴れのいせや総本店