この夏を通じて得たご縁とエネルギーで、再び小説を書き継ぎ始めました。創造のエネルギーが溢れてきて、続きを書くのが楽しくて、朝早く目覚めてしまいます。
今週末の9月2日は新宿ロフトプラスワンで「ポッドキャスト・ザ・ギャザリング」があります。会場ではなんと、ラスト一個になったポスターも販売します。
お会いできるのを楽しみにしています。
今週の水曜回帰φ瑠
番組は、このニュースレターでもお聴きになれますし、Spotify / Apple / Google / Amazon / LISTENでも配信しています。
遠野メグリトロゲや小説の取材の様子はこちらの「日乗」で。
書きかけの小説『遠野戦記』はこちら。
現在は、三話まで(序を含むと4本)まで公開しています。
この続き、第一部終了までは書き終えてますので、まもなく公開します。
遠野戦記: 序
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きみは熱を出して床に伏しているのに、なかなか寝付けず半覚醒状態にある。季節は夏で、時刻は昼。冷房では寒すぎるので、ブラインドをさげて窓を開けている。風がよく通る部屋で汗ばみながら目を閉じていると、外の音がよく聞こえてくる。小刻みに発進と停止を繰り返す軽いエンジン音は郵便配達夫のそれで、空から降ってくる歓声は少し離れた小学校の校庭で発せられたものだ。風がそよいだり時々強く吹いたりするのが、木の葉…
あとがき
最近お気に入りの番組が「ゆあたりラジオ」。おすすめエピソードは「田園に死す と 君たちはどう生きるか」。宮﨑駿の私小説としてではなく、フィルムから伝わるものだけで作品を楽しむ和やかで知的な会話が楽しいおすすめエピソードです。